
上がTIOGA、自転車屋の人が選んだので型番不明。たぶんMTB用。
厚い生地で、でかい、重い。収納時28×18×12cm、重さ1650g。
こんなものかと思っていたけどいろいろ調べると特別これが重いことがわかる。
輪行袋を使うのはたいてい旅の始めと終わりで道中はアクシデントない限りあまり使わない。
なのにパニアバッグの半分以上の場所を取られるのはもったいない。
で、下のオーストリッチ 超速FIVEを購入。
収納時26×10×10cm、重さ800g。
1㎏近くの差は結構なもので手にしたときのずっしり感が全く違う。
○列車内での様子

どちらの輪行袋も前輪だけ外すタイプなので横幅が長い。
準備は楽だけど置き場所に困ることも珍しくない。
特に混雑時は置きやすい場所を狙っても既に人がいて厳しいだろうから避けたい。

一番簡単なのが運転台の背後。乗務員扉に少しかかる点に注意。
乗務員さんの出入りの邪魔にならないように近くにいてすぐ動かす用意はしたほうがいい。
人が多いときはタイヤ側を下にして縦置き、身体で支えるのもいいと思う。
関西圏のJRなら新快速、快速はこのタイプ。普通だと古い車両でなければ大丈夫。
阪急、京阪の車両は運転台とドアの間にも座席があるのでこの置き方はできない。
横置きしたければ車椅子スペースを使うしかないだろう。

松浦鉄道にて。1両ワンマンのローカル線。乗客は3人ぐらい。
北海道の留萌線でも同じ状況で、車内のどこにでも置けた。
結局、場所は取るけどそれを考慮して混雑しない路線、時間帯を選べば問題なく使える。
○新幹線、特急
新幹線の輪行方法はネットでちょっと検索すればすぐに出てくるように、最後列の座席裏スペースに置く。
前輪だけ外すタイプの場合3列シート側じゃないとはみ出るのでだめ。

座席裏に置けなかったときはこういう風にデッキで自転車と一緒に立っていた。
京都~岡山間の一時間だったので辛くなかったが2時間越えだと立ちっぱなしはきついかも。

新幹線2列側や特急列車だと縦置きでこういう風に置ける。
ただリクライニングは半分ぐらいしかできないので、無関係な人がここに座ると迷惑に思われるだろう。
あとはカーブ通過時の傾きで倒れないようにうまいこと固定したほうが安心。
写真の車両は287系。きのさき、くろしおなどで走っているようだ。

JR四国の8000系しおかぜ。
壁にテーブルが設置されているので少々狭く置きづらい。そしてリクライニングがあまりできない。
同じく四国の2000系、西日本のスーパーはくともこのタイプだった。
置きやすかったのが「ゆったりやくも」。スペースにゆとりがあるのがよくわかる。
リニューアルされてない通常のやくもは乗っていないのでどうかわからない。
関空特急はるか。旅行者用の荷物スペースが輪行にも使える。
写真中央のバーが可動式なので一旦外して縦置きで収納できる。厚みも自転車にぴったりだった。
スーツケースなどを置く通常の荷物置き場は全車両にあるが、
この縦型荷物置き場はトイレとデッキの隙間にあるので全車両には設置されていないと思う。
写真は3号車に乗ったとき撮影。

だけども、はるかに乗る場合一番楽なのがこれ。
もともと喫煙スペースとして使われていたようだが完全禁煙化された今ではフリースペース。
窓枠のテーブルにチェーンロックがかけられるので盗難の心配もなし。
指定席なら2号車、自由席なら5号車にある。
最近はエクスプレス予約やe5489など指定席のインターネット予約ができるようになってとても便利。
混んでる列車空いてる列車がわかるし、車両最後列の座席指定もできる。
特にチケットレス特急券が素晴らしい。例えば京都~三ノ宮の指定席特急券が720円で買える。
このおかげで絶対に混んでいる夕方の新快速を避けて楽に輪行できる。
○飛行機
飛行機輪行で使ったことあるのは国内線で、ANAとジェットスター。
どちらとも前輪だけ外すタイプの輪行袋で問題なかった。
ANAの規定http://www.ana.co.jp/domestic/prepare/baggage/?menu=baggage-size
を見ると、小型機を使用する路線での輪行は難しそう。
通常の機体の路線でも、他の手荷物次第で乗せられないということなので、
混雑期は早めに手荷物カウンターで手続きしたほうが良いだろう。
追加料金は必要なし。
ジェットスターの場合は予約時に受託手荷物のキロ数を選択しないといけない。
15㎏、20㎏、25㎏という風に5㎏刻みで金額が変わるが、予約時より重いと超過料金がかかるので
実際に輪行時の重さを測らないと怖い。
20㎏で予約したのだが、自転車にキャリアとスタンド、輪行袋の重さを含めると15㎏ぎりぎりで
それにパニアバッグも含めると19㎏だった。
もし20㎏オーバーしたら機内持ち込みのカバンに荷物を移せばいいだけだがそれにも限度はある。
○バス
基本的に無理と考えた方がよさそう。
会社、路線によっては認められているが珍しい。
最近JR四国バスが一部路線で輪行できるようになった。
http://www.jr-shikoku.co.jp/bus/news/bus/16-01-08/01.html
大阪・神戸から香川への路線はお遍路に使えそう。
高知松山間は鉄道移動が不便なのでバス輪行の選択肢ができたのはいいこと。
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