八月十八日の日記。
北海道最後の一日。 でも大したことはしてません。 もうどこへ行くにも中途半端って感じで札幌近郊を電車でウロウロすることに。
そういえば、稚内から札幌に着いた日は後輩の実家にお世話になったのでした。 その後輩がこの日、京都に帰るらしい。
ということで、午前中は後輩の見送りに新千歳空港まで。 見送りに行くことは秘密にしておいて、空港で驚かせてやろうと企んでやりました。
十二時発の飛行機に乗ること、空港でお土産を買うつもりであることを知っていたので、先回りしようと空港に九時半頃到着。
それ以前に空港に着いている可能性もあるので、念のために出発ロビーに行ってみてびっくり!
ものすごい人の数。そうか、お盆だもんな、と納得しました。
この中から捜し出すのは至難の業。 というわけで、後の電車にヤマを張ることに。
改札口で電車の到着を待つ。 一本目では現われず。 その十五分後。 やってきました。登山用ザック背負っているので一目瞭然です。
会ったときの反応は、驚きよりも疑問でしたねぇ。 なんでいるんだ?って感じでした。 まあそんなもんでしょう。 こっちは暇つぶしでやってるのでこれで満足です。
その後はみやげを見てまわって、昼ご飯食べて、飛行機を見送って。
手荷物検査場の入り口まで見送りに行ったんですが、すぐ前にカップルがいました。 どうやら遠距離恋愛中のようで、見送っている女性は涙を流し、なかなか切ないお別れシーンが垣間見えました。
遠距離恋愛は大変そうですねー。 僕には経験がないので分かりませんけど、まあ好んでしたいとは思いませんね。 そんなの当たり前か。
結局、新千歳空港に十二時半までいました。 その次、時刻表を眺めて決めた行き先は、電車に乗るだけ。
新千歳空港→札幌→岩見沢→苫小牧→札幌 以上のルートをたどりました。
はっきり言って、見所はとくになし。 ただ、岩見沢→苫小牧間が去年の縦断で走ったルートと被っています。 車窓から眺めて思い出に浸れるかも? 楽しみはそれぐらいでした。
実際乗ってみると、札幌付近の都市、岩見沢からの雄大な田園風景と対照的な風景が広がっていました。
岩見沢からは二両のワンマンディーゼルカー。 のんびり走るのが、いかにも田舎って感じでいいです。 車内に冷房はなくて扇風機だけ。 さすが北海道! 本州ならありえないことです。真夏ならお金払って乗る乗り物とは思えなくなるでしょう。 走るサウナだと思えば大丈夫?なわけもないですし。
札幌駅に帰ってきたのは六時。 無性にうどんが食べたくなって地下街のうどん屋を探しだしました。
これが食べたい!って思うと、ほかの食べ物は目に入らなくなる。 たまにこんなことになりますよね。なぜでしょう。
店の前のサンプルを一目見てカレーうどんに決定。 しかし、注文してみると売り切れであることが判明。 そこで選んだメニューは「梅おろしうどん」。 夏らしい非常にさっぱりとしたもの。 カレーうどんとは真逆を行ってるような。まったく一貫性のない選択だ。
その「梅おろしうどん」、感想は、うまい!
夏休みの間にさぬきうどん食べにいこうかな! 一気にそんな気分になりました。
以上です。 この後は前日と同じホテルへ帰りました。