2008/09/17

写真で振り返る北海道その9+ルートマップ

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①天塩川
シジミの産地だそうです。
遠くに見えるのは風車。その数29基。近くにいくと圧倒されます。

②道道106号
サロベツ原野の中を走っていきます。
周りは草原だけ、先の見えないまっすぐな道。
北海道の雄大さを体感でき最高!でした。

③ノシャップ岬から見た利尻富士
雲がかかってますね。このあとフェリーで渡りました。
ノシャップ岬は観光客で大盛況でした。日本最北の水族館もあります。



2016年5月追記
ルートマップはこんな感じ。
走行距離は全体で500kmぐらいだったが、キャンプ装備が冬用シュラフ+自炊道具ありだったのでちょっとした上り坂にも苦労した思い出がある。
パンクの影響で自走できなくなったため増毛から留萌まで輪行したのだが、この区間が廃止になるかもしれないらしい。



2008/09/13

写真で振り返る北海道その8

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①牧場
羽幌から北へ。
北海道らしい風景、牧場が広がっている。
牛がこっちの方じーっと見つめてきて変な感じでした。

②風車
この日は風が強くてぐるんぐるん回ってました。

③利尻富士
遠別の農道から。
昨年は悪天候で見られなかった利尻富士。
いやー、きれいな形です。





2008/09/08

写真で振り返る北海道その7

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①焼尻島
天売から15分ぐらいで着きます。ここもなんもない島。


②サフォーク牧場
高級食用羊「サフォーク」の牧場がありました。
港の食堂で食べられるらしいです。

③白浜キャンプ場
奥の建物は炊事棟です。水洗トイレも設置されていました。
左側を一段高く登ったところにもテントサイトがあり、そこからは海が見渡せます。
先客が多くいたので、下側のサイトに設営しました。
0円のキャンプ場にしては素晴しい環境でした。ちなみに目の前に海水浴場あり。


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⑤島の風景
道は車一台分の簡単なもの。特に民家もないしこれで十分なのでしょう。
遠くに見えるのは天売島です。


⑥オロロン鳥
オブジェ?と言えばいいのか。
とにかくでかい。電柱と同じぐらいの高さです。
これが、焼尻・天売・羽幌の港に待っています。




















2008/09/04

写真で振り返る北海道その6

 

Teuri_3Teuri2_3Teuri3_2



天売島の写真です。
羽幌から大荒れの海を渡っていくと、爽やかな青空が待っていました。
遠くから見るとなだらかな島に見えましたが、港の反対側は断崖が続いていました。
この崖にはたくさんの海鳥が棲み着いていて、鳥の観測所がありました。
望遠鏡が設置されていて遠くの方まで眺めることができます。
ウミネコはいくらでもいましたが、オロロンラインの由来、「オロロン鳥」は見つかりませんでした。
生息数が減っていて、相当運が良くないと見られないようです。



このあと港に戻り、食堂でウニ丼を食べ、レンタル釣りで暇つぶしをしました。
釣りの様子は8月7日の日記参照。

天売島は本当になにもない島でした。
目に入ってくるのは草の緑、空と海の青だけ。
のんびりしたい人にはいいかも。






2008/08/31

写真で振り返る北海道その5

Huusha Nanbabnebi


①国道232号線、留萌から北へ。
道北っぽい風景になってきました。
山に木は生えていなくて、草が広がっています。そして立ち並ぶ風車。

この日は天気が曇り、そして海からの強風。
荒々しい波が打ち寄せていました。
視界が曇っているのは小雨でも霧でもありません。細かくなった波しぶきです。
数日後、自転車のチェーンを見てみたらサビがつき始めていて慌ててオイルを差しました。


②羽幌のスーパーで買った「なんばんエビ」 ¥298
羽幌はエビの一大産地のようです。
この日、羽幌の道の駅で1泊しました。
町の中をぶらついているとスーパーがあったので入ってみました。
そこで見つけたのがこれ。

20尾ぐらいは入っていました。これで298円はお得すぎます。
最初は生で食べて、飽きてきてからは塩ゆでで。一人で食べきるには多すぎる量でした。
身がプリプリしてておいしかったですよ。

スーパーというのはその地域の食文化が垣間見えておもしろいです。
ちなみに僕は今、高知の実家にいます。
今日の晩ご飯には「ウツボのたたき」がありました。他県では見かけないでしょう。
ウツボの身は白身で、歯ごたえのある鶏肉って感じです。
高知にお越しの際はぜひ食べてみてください。居酒屋なんかにもたぶんあると思います。


2008/08/29

写真で振り返る北海道その4

Mashike Mashikehome



留萌本線「増毛駅」です。読み方は”ましけ”。
この駅の入場券にはなにやら御利益があるとか。



さらに増毛町ではこんなものも売り出しているようです。
http://www11.ocn.ne.jp/~mashikes/negaihtm.htm
ヘアローション。効果はどうなんだろう。


増毛には日本最北の酒蔵、国希酒造があります。
酒蔵見学するつもりでしたが営業時間に間に合わず断念しました。
というのも、増毛の町はずれでパンクしてしまったからです。
タイヤも裂けちゃったのでその部分をビニールテープでぐるぐる巻いて応急処置。
増毛駅まで一時間ほど自転車を押していきました。
その後、写真の列車で輪行して留萌まで移動。
翌日、無事新しいタイヤを入手したのでした。



2008/08/28

写真で振り返る北海道その3

Kaigan Gake


国道231号です。
石狩市厚田から増毛町までの間はこのような断崖の下を通っていきます。
山がそのまま海に入っていく険しい地形が続いていました。
少し内陸に入り山を越えていく部分もあり、海岸線だから楽だろう、という考えが甘かったことを知りました。

長いトンネルだと3kmぐらいのものもあり、それでいて歩道はせまくバッグを付けた自転車では走れません。
車道の端を走りました。どんだけトンネルを走ったことがあっても、やっぱ怖いです。
交通量がそんなに多くないのが救いでした。



Umi
この日は気持ちのいい快晴。
海の色も透き通っていてまさに夏!って感じです。
北海道で夏らしい海の色を見たのはこの日ぐらいでした。
他はどんよりとした海であまりきれいじゃなかった、ってのが正直な感想です。







2008/08/26

写真で振り返る北海道その2





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①新日本海フェリーにて
船長の衣装を着て記念撮影。
舞鶴→小樽を20時間。一応快適、とても暇な船旅です。
京都から北海道へフェリーで行くには敦賀からの路線、名古屋から苫小牧への太平洋フェリーも使えます。
しかし、太平洋フェリーの所要時間は36時間ほど。日本海フェリー以上に暇だと思われます。
新日本海フェリーの欠点はお盆期間とその前後に学割が使えないこと。
通常期の学割運賃とは4500円も差が出てしまいます。ちょっと不便ですねえ。


いつか、スイートとまではいかなくとも一等船室に乗ってみたいものです。


②小樽運河
小樽に着くのは午後9時頃。運河の夜景が楽しめました。
そういえば、1年前もまったく同じ場所で写真撮ってます。


③小樽のとある公園で野宿
フェリーの中で知り合った人たちと野宿です。
チャリダーが1人、原付が2人。それに僕を加えて4人でした。
僕以外の人たちは北海道一周をすると言っていました。
無事に一周できたのでしょうか。気になります。

翌朝5時に起き、それぞれの目的地へと散っていきました。













2008/08/25

写真で振り返る北海道その1

Saikon_2


これは京都から舞鶴への道中の写真。


サイクルコンピュータが示す気温は38℃。
実際、体力は削られるし頭はガンガン痛むしで嫌になりました。
午後5時頃、リタイヤしてJRで輪行することに。
1年のブランクは想像以上。ぶっつけで長距離走るのは無謀でした。


このサイクルコンピュータ、標高も表示されます。右下の数字がそれです。
意外に正確なようでだいたい誤差は10m以内でした。
毎朝設定しないと役に立ちませんがね。
あと、標高知ったとこでそんなに意味がないのも確かです。








最終日

八月十九日の日記。



千歳から関空まで飛行機、関空から京都までJRで輪行して帰り着きました!
本州はくもりでそこまで暑くなく意外に平気でした。



輪行によるトラブルはなし。
意外に飛行機輪行は便利かも。
あえて欠点を考えれば空港のターミナル内で移動するのが大変。
特に関空みたいなでっかい空港だと。
自転車+荷物で20kgぐらいあり、それを同時に運ぶのはしんどかったです。



天候にも恵まれ、北海道を満喫できた2週間でした。
自分は晴れ男だけど向かい風男でもあることが判明しました。



走った距離は500kmぐらいでもっと走りたかったなーって感じです。
なんでまた気が向いたら自転車でどっか行こうと思います。



2008/08/21

サプライズ

八月十八日の日記。

北海道最後の一日。 でも大したことはしてません。 もうどこへ行くにも中途半端って感じで札幌近郊を電車でウロウロすることに。


そういえば、稚内から札幌に着いた日は後輩の実家にお世話になったのでした。 その後輩がこの日、京都に帰るらしい。

ということで、午前中は後輩の見送りに新千歳空港まで。 見送りに行くことは秘密にしておいて、空港で驚かせてやろうと企んでやりました。


十二時発の飛行機に乗ること、空港でお土産を買うつもりであることを知っていたので、先回りしようと空港に九時半頃到着。


それ以前に空港に着いている可能性もあるので、念のために出発ロビーに行ってみてびっくり!

ものすごい人の数。そうか、お盆だもんな、と納得しました。


この中から捜し出すのは至難の業。 というわけで、後の電車にヤマを張ることに。


改札口で電車の到着を待つ。 一本目では現われず。 その十五分後。 やってきました。登山用ザック背負っているので一目瞭然です。


会ったときの反応は、驚きよりも疑問でしたねぇ。 なんでいるんだ?って感じでした。 まあそんなもんでしょう。 こっちは暇つぶしでやってるのでこれで満足です。


その後はみやげを見てまわって、昼ご飯食べて、飛行機を見送って。


手荷物検査場の入り口まで見送りに行ったんですが、すぐ前にカップルがいました。 どうやら遠距離恋愛中のようで、見送っている女性は涙を流し、なかなか切ないお別れシーンが垣間見えました。

遠距離恋愛は大変そうですねー。 僕には経験がないので分かりませんけど、まあ好んでしたいとは思いませんね。 そんなの当たり前か。


結局、新千歳空港に十二時半までいました。 その次、時刻表を眺めて決めた行き先は、電車に乗るだけ。

新千歳空港→札幌→岩見沢→苫小牧→札幌 以上のルートをたどりました。

はっきり言って、見所はとくになし。 ただ、岩見沢→苫小牧間が去年の縦断で走ったルートと被っています。 車窓から眺めて思い出に浸れるかも? 楽しみはそれぐらいでした。


実際乗ってみると、札幌付近の都市、岩見沢からの雄大な田園風景と対照的な風景が広がっていました。

岩見沢からは二両のワンマンディーゼルカー。 のんびり走るのが、いかにも田舎って感じでいいです。 車内に冷房はなくて扇風機だけ。 さすが北海道! 本州ならありえないことです。真夏ならお金払って乗る乗り物とは思えなくなるでしょう。 走るサウナだと思えば大丈夫?なわけもないですし。


札幌駅に帰ってきたのは六時。 無性にうどんが食べたくなって地下街のうどん屋を探しだしました。

これが食べたい!って思うと、ほかの食べ物は目に入らなくなる。 たまにこんなことになりますよね。なぜでしょう。


店の前のサンプルを一目見てカレーうどんに決定。 しかし、注文してみると売り切れであることが判明。 そこで選んだメニューは「梅おろしうどん」。 夏らしい非常にさっぱりとしたもの。 カレーうどんとは真逆を行ってるような。まったく一貫性のない選択だ。

その「梅おろしうどん」、感想は、うまい!

夏休みの間にさぬきうどん食べにいこうかな! 一気にそんな気分になりました。



以上です。 この後は前日と同じホテルへ帰りました。

2008/08/20

No title

八月十七日の日記。

数日前までは道東に行くつもりでしたが、便数が少ない、移動時間が長いなどの理由でやめにしました。 ずっと電車に乗りっぱでのんびりできないのはもったいない気がするし、どうせなら自転車で行きたくなったのもあります。



そこで札幌市内観光となったわけですが行きたいところはとくにない。 ビール工場でジンギスカン食べ放題&飲み放題があるらしく、興味ありましたが一人じゃ気が進まないのでまたのお楽しみです。



札幌をのんびり走りだし、最初に着いたのはテレビ局、HTB。 水曜どうでしょうをご存じの方なら知っている局だと思います。

どうでしょう関連の展示スペースが少しだけありました。 「だるま一家」「雪上の飛び魚」「釣り神様」などファンなら一度は見たい逸品ばかり。 しっかり写真に収めてきました。 そのあとは前枠後枠のロケ地である平岸台公園も少し見物。 どうでしょう知らない人は見向きもしないだろう、普通ののどかな公園でした。


その後は市内をぐるーっとまわって円山公園へ。 別に何をするでもなく木陰のベンチでぐだーっとしてました。


その後は札幌駅で昼食とビックカメラで暇つぶし。 衝動的にカメラバックを買いました。 今まで愛用のカメラにあわないバックにむりやり突っ込んでいて、結構傷が付いてしまっていたのです。 なので、ぴったりサイズを見つけて、買わずにはいられませんでした。


夕方まで駅の近くで時間つぶして、その後は一泊3500円のビジネスホテルへ。 ネットカフェで寝坊するとこれぐらいの値段になります。 そう思えば楽な方がいいか、と思っての決断です。

キャンプ場なら十泊ほど、ライダーハウスなら3〜5泊できるかも、、な値段。駅寝だったら、とか考えてしまうのは貧乏チャリダーの性ですかね。

と言っても、今回は海鮮丼とか贅沢してたなー。


久々のやわらかいベッドは、当然爆睡できました。

2008/08/19

地球は丸い

八月十六日の日記。


早起きして函館朝市へ。 朝から食べる海鮮丼はうまかったなー。 市の活気は見てるだけで楽しいですね。買う金はありませんけど。


ここで自転車旅行の良さをと再確認しました。 普通に食べてもうまい海鮮丼。 でも自転車で走り回ってから食べるともっとうまく感じるんだろうな、と。 利尻一週さてから食べたウニ丼はほんとにおいしかったもん。 またチャリに乗りたくなりました。



いろいろ考えた結果、函館観光は朝市だけにして室蘭に行くことにしました。 地球岬に行きたかったからです。 室蘭は去年の縦断中にも通りましたが、もう暗くなっていて観光できませんでした。 そのときのリベンジです。

函館から六時間。 室蘭の隣の母恋駅で下車、。歩いて岬を目指します。 坂道を三十分ぐらい歩いたでしょうか。ようやく到着です。

南側はぐるーっと海、北側は遠くの山並みまで、360度眺めが広がっていました。 ツーリングマップルに「地球が丸いことを実感できる」 と書かれていかましたが、どんな感じなのか想像つきませんでした。 実際に眺めてよくわかりました。 自分が世界の真ん中にいるような、そんな感覚もしました。


お盆休みと重なり駐車場は満車、引っきりなしに人がくる状況であまり落ち着けなかったのが残念です。 それでもほんとにいい場所、好きな岬三位以内に入るかも。


その後は札幌に帰ることに。 母恋駅の次の電車は二時間後。 バスを乗り継ぎ室蘭駅に行くことにしました。


バスターミナルから室蘭駅までが意外と遠く、急ぎ足で五分ほど。 かなりぎりぎりで目的の電車に乗れました。

苫小牧で一度乗り換え札幌まで三時間ぐらい。 あっという間でした。

飛行機

ただ今新千歳空港です。

初の飛行機輪行で京都に帰ります。 かなりあっさりといけました。 前輪だけはずすタイプの輪行袋でかなりサイズでかいし、パニアバックも詰め込んで、 規定の15kg超えてるはずなのに問題なしです。

手渡し品扱いなので壊れる可能性も低いかなと。 事前の調査どおりなので安心しました。 今回はANAに乗るのですが、JALだと手渡し品にはならないらしいです。 最近、コスト削減のためにシステムが変わったとかで。

普通の荷物みたいにベルトコンベアーで出てくるんじゃ、安心して輪行なんてできませんね。 まあ、これ未確認情報なのでどうだかわかりませんけど。

出発までまだ二時間、ゆっくりおみやげを選ぶことにします。

2008/08/18

No title

八月十五日の日記です。

ここからは青春18きっぷを使った鉄道旅行。

まあ稚内→札幌でも使ってるんで初日ってわけじゃないですがね。


この日は札幌から函館まで。 天気は雨。電車は気楽だなー。と思いながら外眺めてました。


長万部で乗り換え時間を使って駅前の有名駅弁「かにめし」の製造元の食堂へ。 食べたのはもちろんかにめしです。 しっかり味のするごはんがおいしい! かにの身もたっぷりで贅沢でした。



函館行きの電車に乗るとすごい女の子がいました。 マットと寝袋持って、駅寝で旅続けてるというんです。 東京から来た大学生って言ってて、見た目もおしゃれでかわいらしい感じなのですごくおどろきました。 人は見た目じゃわからないもんです。 なんでも、人通りの多い駅だと静かなビルの裏側を見つけて寝るとか。 たくましいですねえ。この心意気は見習いたいです。

函館着いてからはまず温泉でのんびり。 それから晩ご飯にハセガワストアの「やきとり弁当」。 地味ながら有名なこの弁当、やきとり、といいながら豚バラの串焼きなのがミソですね。 味は塩を選びました。 ご飯の上に串焼きが並んでるだけのシンプルさ。 いやー、これがなかなかよかったです。 注文してから作るので、できたてを食べれるってのが最高でした。


その後はネットカフェで一泊。 函館着が夕方ぐらいならライダーハウスでもよかったかも。 着いたの八時過ぎてたもんなー。

小樽観光

八月十四日の日記。


この日は電車で小樽観光に行きました。


昼過ぎに着いて、閉店直前の鱗友朝市でさんま丼を食べました。 さんまって生で食べてもうまいんですね。 いつか根室行ってとれたてのさんまを食べてみたいです。


この鱗友朝市、新日本海フェリー降りてから泊まった公園にかなり近いことに初めて気付きました。 次回新日本海フェリー使うときには、いつもの公園に加えてこの朝市にも寄ろうと思います。 なんたって朝四時から営業! 早起きするチャリダーには便利です。

そのあとは運河散策。 北一ガラスでグラス買っちゃいました。 青くて涼しげなのが気に入りました。


小樽は通り過ぎるだけだったので改めて観光してみると良い街でした。


高校生チャリダー

八月十三日の日記。

札幌に向けて電車移動の一日。 五時半起床で南稚内駅発六時半の電車に乗りました。

途中、名寄、旭川で乗り換えて札幌に着いたのは夕方四時半。 十時間かかりました。そのうち乗り換え待ち一時間が二回。 長い道のりでした。


BMXの高校生と一緒だったので話し相手に困らなくてよかったです。 新潟で大会に出てから北上して、宗谷岬まで行った帰りだと言ってました。 BMXで長距離走るなんて聞いたことないし、彼以外いないでしょう。 いろんな人がいるものです。


札幌駅でお別れして、それぞれの宿へ向かっていきました。

2008/08/16

みどり湯一泊

八月十二日の日記。

稚内滞在の一日でした。 朝九時になったらポートサービスセンターに行き、洗濯、シャワーを済ませます。 休憩所で携帯の充電しながら新聞読んで暇つぶししてたらもう昼。

防波堤ドームに帰るとBMXに乗った少年がいました。ちっさい自転車で函館から頑張ってきて、朝早くから宗谷岬行って帰ってきたとこでした。 話してみると次の日の朝に輪行して札幌行くということで、まったく同じ予定。 これから一緒に行動することにしました。


朝早い電車に乗るのにテント片付けるのめんどくさいよね、ってことでライダーハウスに移動することに。

ドームのおじさんにあいさつしたかったのですが、睡眠中で声を掛けられませんでした。 年賀状でお礼を伝えることにします。


泊まったライダーハウスは「みどり湯」。 南稚内駅の近くで一泊千円。 銭湯の隣にありました。

そんなに大きくないけどこの夜の宿泊者は38人! 記念写真やら自己紹介やらにえらい時間がかかりました。


濃い人たちが集まった楽しい夜でした。 ここでの出来事はなかなかまとまらないので省略!

No title

利尻〜稚内

八月十一日の日記です。



キャンプ場出発は八時。 このキャンプ場は一泊600円。ちょっと高いかも。 きれいな芝生が広がっていてシャワーやコインランドリーもあり、快適でした。まわりはトレッキングしている人たちが大勢いました。 きっと、愛とロマンの八時間コースを歩くのでしょう。




キャンプ場を八時に出発。これがとんでもない向かい風。 ひどいと時速7〜8キロが精一杯のときもありました。 二時間かけて香深に到着。朝ご飯代わりにウニ丼を食べることにします。 お店はさざ波。どんぴさんたちから仕入れた情報ではソフトクリームもすごいらしい。 そっちはお腹の状態を見て決めることにして、まずはウニ丼です。



やっぱうまい! 空腹ってこともありあっという間になくなりました。 まだお腹に余裕あったので十一段、イレブンソフトに挑戦です。 写真は最上段が欠けてます。写真とる前に食べちゃいました。



おいしいけど体が冷えてだんだん辛い。 南は鹿児島のしろくま、北はこのイレブンソフトがアイスの王者でしょう。 早食い競争やったら熱い戦いになること間違いなし。




冷えた体をあっためる&フェリーまでの暇つぶしに桃岩へ。 港からしばらく坂道を登っていったらやっと着きます。 港を見下ろす眺め、反対側の崖の眺めも爽快でした。 そしてここに来るとたくさんの高原植物が生えています。 紫や黄色の可愛らしい花が咲いていてきれいでした。花の浮島、であることが実感できました。




今度は坂を駆け下りてあっというまに港に帰り着きます。



これで礼文島ともお別れ。乗ったのが新型フェリー でした。 二等に椅子席があるほかきれいな液晶テレビがいくつも。 そして揺れない。 強風のせいで高波に加え、白波が立ち波しぶきも窓に掛かっていたので揺れるだろうなと思っていました。 でも港からしばらくたっても揺れ方は普通。 快適な船旅でした。




フェリーターミナルからからすぐに防波堤ドームへ。夕方になると続々とライダー達がやってきてにぎやかなドームになりました。




夜は社会人ライダーの人たちと話をしてました。 ここで興味深いネタが。 防波堤ドームで年越しをする旅人たちがいるようです。 真冬だってのにたくさん人が集まって大宴会。そんで初日の出見に宗谷岬まで行くんだそうです。 楽しそうですねー。そして凍えそうです。 集まる人たちはかなりの物好きでしょう。




防波堤ドームはいつ来てもなにか出会いがある。 素敵な場所だと思います。



礼文

礼文島に着けば、ひとまずこの旅の目的地に着いたことになります。 オロロンラインを北上して稚内を目指し、そして四つの離島にも上陸する。 今年はのんびり行くのがテーマでした。


礼文の香深港には2時ごろに着きました。 北部船泊のキャンプ場を目指すのですが、地図をぱっと見た感じでは三、四時間ぐらいかかりそう。 で、いざ走ってみると一時間半ぐらいした。 島の縦長な見た目に騙されたのかもしれません。

礼文を走ってみた感想は、「昆布の島」。 利尻以上に昆布が干されてたように思います。 海岸沿いにある民家のほとんどが昆布で生活しているのではないでしょうか。 集落に入ると浜一面の昆布でした。

夏の間は仕事で忙しくて、冬は厳しい寒さ。 暖かい南の島だとのんびりした雰囲気でいっぱいですが、北の島はどこか違います。 農村や漁村を見てみるのは自然の違いが生活に現われていておもしろい。 都市にも違いはあるとはいえ、そこで暮らす人々の生活は似たようなものでなかなか新たな発見はないかもしれません。


久種湖畔キャンプ場でテント設営後、スコトン岬に行きました。 着いたら三十分ぐらいぼーっとするだけ。 海を眺めているとアザラシ?トド!の群れが頭を出して泳いでいるのが見えました。

なんもない寂しい岬にも一軒売店があり、そこで昆布ソフト発見! 舌触りはなめらかで、味はあっさりしたミルクでした。 ものすごく細かい昆布が入っていたと思います。 昆布の味が少し感じられました。 昆布の名産地らしいなかなかのソフトクリームでした。


澄海岬が気になったもののまっすぐキャンプ場に帰りました。 食材を買ってなかったので晩ご飯は集落の食堂で。 双葉食堂というところに行きました。 昔ながらの、といった外観。出てきたラーメンもそんな感じのシンプルなものでした。 スープのだしにも昆布使ってるんでしょうか。 それとも港のそばなので小魚系でしょうか。 ラーメンには疎いのでよく判りませんでした。


キャンプ場では寝るだけ。八時ぐらいには寝袋の中でした。 今さらながらゆっくり星を眺めれば良かったなと思います。 ペルセウス座流星群のピークも近かったしなー。 今回は寝てばかり。大して走ってないのになんでだろ。

2008/08/14

都会へ

都会へ
いろいろあって札幌にいます。

明日からは青春18きっぷの旅です。 礼文に渡ってからの日記は明日からぼちぼちやってきます。忘れないうちに。

2008/08/12

No title

利尻島に着いたのは五時ごろ。 十キロ先の沓形岬キャンプ場まで走ります。

残念ながら利尻富士には雲が掛かっていました。フェリーの中では少し見えてたのに。 島の夕暮れの雰囲気は穏やかでいい感じです。遠くには翌日渡る礼文島も!


沓形岬のキャンプ場はなかなかいい場所でした。 場内に灯台があるのはなかなか珍しい。 そして、歩いて五分かからないぐらいの「利尻ふれあい温泉」。 ここのお湯は黄土色。濁っていて泥水のようにも見えます。 約33度の源泉にも浸かれたので長いことのんびりしてました。 すぐのぼせる人にはありがたいお湯でしょう。 この温泉、成分もなかなかハイレベルらしいです。


キャンプ場では近くの中学生に絡まれたり(相撲とかキャッチボールの相手させられただけね)、 連泊中の旅人たちと晩ご飯食べたり楽しかった、けどものすごく眠く九時には寝ました。


で、翌朝。八時に出発。 一周まで残り40キロを走ります。 島中で昆布採りや昆布干しやってました。ウニ採りの現場には遭遇せず。


半周したところでだんだん利尻富士の雲が晴れて立派な姿を見ることができました。 間近で眺めてると登りたくなります。


のんびり走っているとライダーに追い越されました。しばらくすると、どこかに寄り道していたのかまた同じライダーに追い越されます。 これが三回ぐらいあったと思います。

港着いて食堂でウニ丼食べようとしたところでまた遭遇。 フェリー降りる前にちょこっと話した人でした。

その人もウニ丼食べるつもりだというので一緒に食堂に入ります。

その方は社会人で、休日を使い札幌から来ていたようです。 お互いの旅の話なんかをしていると、来ました、ウニ丼が。

まず、色に驚きました。鮮やかなオレンジ色。 口に入れると溶けてくような感触。 本州のウニとは別の食べ物です。 そんなにウニ好きじゃないし飽きるんじゃないかと思ってましたが、それはない。 このウニ丼なら何杯でもいけます。 はまりますよこれは。礼文でも食べました。

2008/08/11

No title

二日ぶりの更新になります。 まずは、八月九日、稚内着いてからのことを思い出してみましょう。


ノシャップ岬に着いてみたらその観光地らしい俗っぽさに驚いた。 駐車場は車でいっぱいだし記念写真の人だかりも。 それまでのなんもない風景とは対照的に思えました。

さっさとノシャップ岬を後にして防波堤ドームへ。 一年ぶりに見た防波堤ドームはの感想は「寂しい」。 あの長いドームの中にテントは一個、バイクも一台だけしかなかったのです。 近づくとやはりそれはドームのおじさんのテントでした。

おじさんは七月の二十日ぐらいには稚内に来ていたそうです。 その道中は今までで一番大変だったようです。 集中豪雨で荷物まで全部濡れてしまいバス停で一夜を明かすことになり、さらに体が冷えて首や肩が動かなくなるほどだったとか。


途中、おじさんは知り合いに追い抜かれて稚内に遅れて着いたんだそうです。 すると、その知り合いの方が毎年おじさんのテントをはっている場所を占領していた! だから今年は十二本目の柱の前じゃなく十一と十二本目の間で滞在しています。

あと、ガソリン高騰のせいか訪れるライダーの数がかなり少ないみたいです


そういったいろんな話を聞いたり、お叱りのことばを頂いたりしているうちにフェリーの時間に。

まずは利尻に向かいます。

2008/08/09

No title

再会
ドームのおじさんは元気でしたよ。

一時間ほどお話しをして、コーヒーをごちそうになり、今はフェリーの中です。 感謝の気持ちの大切さを改めて思いました。

稚内に戻ってきたらまたドームでゆっくりするつもりです。

向かい風

向かい風
いい道だ。 来てよかったなー!

あと二時間も走れば稚内到着。 まずは防波堤ドーム行って、それからうまいもん食べよう。

2008/08/08

大荒れ

八月七日の日記。 送信されてなかったので今送っときます。


昨日は曇り、そして強風が吹いてました。 留萌からしばらく走ると遠くのほうに霧が掛かっていて見通しが悪い。 そこまで行ってみるとそれは霧ではなく細かい波しぶきでした。

そこから二十キロぐらい海岸線が続き、体はベタベタになってしまいました。 自転車も錆びてしまうかも。


風向きが横から追い風に近い感じで走る分には楽でしたが、 その風も夜中になってさらに強くなり大変でした。

テントが飛ばされそうであわててペグ打ったり睡眠不足です。


フェリーも大揺れ。 ここまでひどいのは人生初。デッキも波被ってます。

手塩

焼尻を出て羽幌に着いたのが十二時ごろ。 目的地の手塩までは六十キロだから夕方には必ず間に合う。 だから今日はのんびりできました。


しばらくしたら利尻富士が見えはじめ、周りの景色も道北の雰囲気に。 草原と丘の閑散とした感じがいいですねえ。

今日だけで丘をいくつ越えたか。下ってるときと眺めは最高だったけどちょっと筋肉痛かも。


手塩に近づくと坂がなくなる代わりに向かい風が。 夜になって勢いを増しています。 でもライダーハウスにいるので平気です。テントだったらとばされないか不安だろうな。


手塩の町着いたのは五時前。町をうろついてみても特にたいしたものはない。 温泉は最高でしたよ!

No title

とある農道
利尻富士!

本土

本土
北海道本土に戻ってきまし。 景色もいい、走りやすい道。

2008/08/07

人生初

人生初
入れ喰いでした。 ポイント見つけるまではさっぱりでしたが、見つけたとたん凄いことになりました。

六匹釣ったとこでフェリーの時間。 ガヤっていう魚らしいです。手売の新名物だとか。 簡単に手に入る身近な魚ということでこれまで注目されてなかったのを目玉にしようと頑張ってるみたいです。


二匹持ってきました。焼尻のキャンプ場までもてば食べます。異臭がしたら鳥の餌かもね。

うに

手売島です。 ゆっくり島一周終えました。 それでも一時間半ぐらいです。

昼食はウニ丼。 うまい。とろける。

フェリーまで三時間以上ありとても暇です。 レンタル釣具見つけたので港でのんびりしましょうか。

2008/08/06

感謝

親切な人がたくさんいました。

昨日の夜、壊れた自転車を押しながらキャンプ場へ向かっていたとき。 犬の散歩をしていたおばさんが話しかけてきたので、京都から来たことなんかを話してました。 するとおばさんが家の中へ入っていく。 そして、晩ご飯をパックに詰めて持ってきてくれたのです。 パンク、さらに日が暮れてしまいかなりテンション下がっていたのも吹っ飛びました。


そして今日も。 留萌でタイヤ買ったとき、「自分でできるならやってみたら。工賃浮くよ。」 と言われたので自転車屋の前でタイヤ交換をはじめました。 しばらくすると隣の魚屋のおじさんが出てきて、手伝ってくれたのです。 出発のときには水をボトルに詰めてもらい、さらにはなくしてしまっていた工具セットまで。

これで終わらず走り終えてからもです。 道の駅でテントを張るため暗くなるのを待っていると、自販機の補充が始まりました。 この御方、コンビニのオーナーでした。 「売れ残ったの持ってきてやるよ!」 と、弁当やらパンやらをわざわざ取りに帰って渡してくれました。

No title

留萌でタイヤを確保できました。 今までよりごついのになりましたが、重い荷物積んでるので安心かもしれません。

今晩は温泉に入れます。 寝床は未定。食材買ったし小雨も降ってきたし早いとこてんと立てたいんですがね。

2008/08/05

アクシデント

浜益にて休憩後。 しばらく走ると道が険しくなり、急坂や長いトンネルが現れた。

午前とは打って変わって体が軽いこと。 最後の峠を下り、海岸線に出ようかというときアクシデント発生。

プシュー!と勢い良く後輪パンク。 それどころかタイヤまで裂けてしまった。

裂けたタイヤにテープを巻いて応急処置。 そのまま自転車押して増毛の町まで一時間ほど歩きました。

タウンページ頼りに自転車屋当たってみるも在庫のある店はなし。 田舎町なので仕方ないでしょう。


ただいまローカル線のワンマン列車で留萌に向かっています。 こんなに輪行するとは思ってもみませんでした。


留萌の自転車屋には700Cのタイヤがあると信じています。

無かったらどうしよう。心が折れそう。

北へ

北へ
早起きして朝五時スタート。 百キロ近く走って今日の目的地到着。 まだまだ時間があるので午後も頑張ります。

途中思いの外アップダウンがありバテバテ、セイコマで長い休憩中。

2008/08/04

No title

北海道の感想は、寒いっ!

去年と同じ公園で寝てます。 フェリーで出会った男四人で酒を酌み交わす。 これも一人旅の醍醐味ですね。

フェリーは暇。

慌てて輪行したために工具を駅に忘れてしまったみたい。 幸いバンク修理の道具はあるし、次の輪行は二週間後なので稚内あたりで買えば間に合うかな。


小樽着いたら回転寿司行くかも。 今回の旅は海産物食べまくりの予定。

2008/08/03

スタート、そしてリタイア。

現在、舞鶴へ向かう電車の中。 昼過ぎに自転車で出発したものの、予想外の暑さと体力の無さでリタイアです。 京都から50kmぐらい走ったとこでふとももがつってしまい、あきらめました。

なにより暑かった。サイクルコンピュータの温度計は最高42度、下がっても38度を保っていました。 アスファルトの照り返しがやばいです。

フェリーの中で、北海道着いてからの行程や荷物の量を考え直します。

一年でここまで体力がおとろえるとは思っていませんでした。

2008/07/31

パッキング

出発まであと3日。
本格的に準備をはじめました。
前回のフロントキャリアの件ですが、リアのパニアバッグだけで行くことにしました。
荷物を少なくすれば大丈夫だろうしその方が走りも快適でしょう。


久々にテントを広げてみるとかび臭いにおいが。
半年前に使ったきりで干すとか手入れしてなかったせいです。
とりあえず消臭剤をかけて陰干し中。


2008/07/16

No title

今回の旅行ではサイドバッグを使うことにしました。
去年は荷物背負ってましたが、やはり辛い。


そういうわけでフロントキャリア付けようと思ったものの、ちょっとあやしい。
というのも、愛車のクロスバイクにフロントサスペンションがついているため。
サスペンションかつ、700Cのタイヤに対応しているキャリアがなかなか無いようなのです。


ひとまず自転車屋の方が探してくれるようですが見つかるんですかねー。
ダメだったときのことも考えときますか。


さて、旅行の詳細。
北の離島を巡りたいと思います。
天売、焼尻、と利尻、礼文。この4つの島を訪れたいと思います。
あとはオロロンラインも楽しみです。
時期は8月頭から2週間ぐらいの予定。


一番の心配事は体力ですね。


2008/04/08

No title

2ヶ月以上放置でした。
長い春休みも終わり、今日から授業開始です。
春休みは大したことせずに終わってしまいました。
実家でのんびりしただけです。


先週の土曜日サークルの新入生歓迎花見をしました。
場所は賀茂川の河川敷。ぽかぽか陽気でとっても気持ちよかったです。
BBQで盛り上がりあっという間に時間が過ぎていきました。