
まずは西条市内のコンビニに向かい、食料と水分を購入。
山越えに備えて合計2.5リットル確保する。結果的には1.5リットルで十分だったけれど。

7時。国道194号線に。
平坦なのは最初だけで、旧寒風山トンネルまでは25キロほど登りが続く。
標高差は1100mぐらい。

当然山深くなっていく。谷川に歩道があって、トンネル内もこの幅があるので走りやすかった。
交通量はものすごく少なく、大型トラックがたまに通る。

西条は石鎚山からのわき水に恵まれているようです。そういえばショップ99のミネラルウォーターも西条だ。
国道沿いの斜面から水が汲める。でも、アブ大量発生のため飲まなかった。
止まったらチクチクやられる。

8時30分頃旧道に分岐する。一休みしたかったがアブにたかられたので逃げる。
この頃、キャリアにザックをくくりつけた自転車集団に抜かれる。自転車+登山でしょうか。
しばらく走ったらアブが減ったので休憩。向かいの山を見上げるとこれから登る道が見えた。

9時30分。寒風山まで6キロの看板がある。
ふもとから二時間半経過したけど、緩い勾配が延々続く感じなのでまあ平気。
急坂が出てきてたらかなりへばってたと思う。

山。ここらへんからどんよりと曇ってきた。

旧道は一車線が続く。集落なんて全くなく、山を越えるために造られた道。
車は3台ぐらいに抜かされた。瓶ヶ森に行くのだろう。
ここで自転車から降りようとしたときにふくらはぎが攣った。なんだかんだで疲れている。

10時40分、とうとうトンネル。照明は一つもないので真っ暗闇で、出口の明かりしか見えない。

トンネルを抜けると、駐車場とトイレがある。標高1120メートル。登り切りました。
ここから分岐する町道瓶ヶ森線が素晴らしい眺めの楽しめる道。でも、霧で視界がないので行かない。
「酸欠マラソン」とは過酷そうな名前。この道は標高1800メートルまで登るので本気できついんじゃないだろうか。
休憩をしていたら、車で来ている方からあまーい梨を頂いた。ありがとうございます。

高知県側を見下ろす。こっから新194号まで一気に下りていく。
ヘアピンカーブに番号が付いていて、たしか14個のヘアピンがあった。
下りるのはあっという間、15分ぐらいじゃないかと思う。下りきると標高700メートル。

ちょっと走ると「道の駅木の香」がある。温泉が併設されているので入ることにした。
「木の香」の名前通り、浴室の壁は木でできていた。お湯は透明、特に臭いもしない。

川に降りられる。釣り堀もあった。
入浴後、少し昼寝して12時40分に出発。

トンネルを抜けると雨。天気予報の曇りのち晴れってのはなんなのか。
仕方ないのでカバンの中の荷物をビニール袋で包む。
カメラも収容したのでここから写真はありません。
ここから新大森トンネルまでは一時間ほど。細かいアップダウンが続く。
高知県内のトンネルは歩道も路側帯も無いに等しく怖かった。
新大森トンネルはそこそこ長いので余計に。
トンネルの中からちょっと下り坂、そして、トンネルを出ると素晴らしいダウンヒル。
交通量も少ないので40キロぐらいで快走。8%の勾配もあって、逆に登るのは嫌だ。
この下り区間は10km続いて、今までで一番の爽快さを味わえた。
下りきると川沿いののんびりした道になる。ほんのわずかなアップダウンはあるけど気にならないレベル。
ひたすら走る。雨さえなければもっと楽しい道のはずだけど。
14時15分、道の駅633美の里。15時15分道の駅土佐和紙工芸村でそれぞれ休憩。
16時、いの町中心部に着き雨も止む、ってか降った形跡もない。
16時30分、高知市到着。
走行距離110km、アベレージ15.5キロ。寒風山で確認したときは10.5キロだったので結構取り戻している。
距離的には100キロぐらいがそんなに疲れもなくちょうどかもしれない。
今回は1000m越えの山道だったけど、緩い坂が続く道だったので予想よりは楽だった。
帰りは別ルート通ります。
いつか箱根とか知床行きたいなあ。
[費用]
食料・水 1089円
温泉 600円
計 1689円
1日目7200円+2日目1689円=8889円
京都→高知は、高速バスだと5500円くらい、JRなら1万円くらい。
フェリーが高かったですね。
高松→神戸のジャンボフェリー使えば高速バスより安くなるかも。
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標高1,000mオーバーですか!
中々ハードそうですが、ゆるい坂が続いていると意外と楽なのかな?
それにしても真っ暗なトンネルが怖そうですね(笑)
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距離は長いですけど、息があがらないペースを続けられたのでどうにかなりました。
ツーリングマップルによると「トンネル内の涌き水がうまい」らしいのですが、真っ暗で見つけられませんでした。