
まずは昨日のこと。 山形の三川出発後、午前中には新潟県入りしてたみたい。 まわりが新潟ナンバーばっかなのを見て気付いた。
夕方になっても体が軽くて進む進む。 走行距離は自己最高の156キロ。新潟市の西海浜公園でテントを張った。
周りがうるさくて、夜は一時、朝は五時ぐらいからロケット花火が飛びかう状況。 暑さもあってあんまり眠れなかった。
で、今朝。 八時ぐらいに出発してしばらくは順調。 しかし突如8%の坂が現れる。それに加えて急カーブ、狭いトンネルが続く悪路。 桁数の大きい3桁国道には近寄らないほうがいい、という教訓を得た。 そんな区間も十五キロぐらいで終わり。
出雲崎を過ぎ、柏崎に近づくにつれて工事箇所や通行注意の場所が増えてくる。 市内に入ると大きく陥没した歩道や倒壊した家もあった。
やはり震災の被害を目の当たりにすると、このまま通過する気がなくなる。 ボランティア受付に問い合わせをしたところ、長袖、長ズボン、厚い靴底の靴を用意するようにお願いされた。
長袖は持ってないし、靴はサンダル。 参加はあきらめることにした。怪我でもして迷惑を掛けたらなんの意味もないしね。
そして今夜は海水浴場で寝る。 とにかく空が広い。星がきれい。 潮風も心地いいし今夜はよく眠れそうだ。
富山市まであと140キロ。 富山って言うと京都まで電車一本で行けるじゃないか。 なんだかんだで前進してることを実感する。
明日は親不知の危険区間を通る予定。 さっき話した元チャリダーのおじさんにも、とにかく注意して走るように念を押された。 気を引き締めて行こう。
ほんとに星がきれいで、これ書いてる間に流れ星もいくつか見えた。 まだまだ眺めてたいけど、そろそろ寝ることにしよう。